3周年を迎えて
おかげさまで2月16日にベストフラワーアレンジメント創刊3周年記念号が発売になりました。
ああ、もう3年たつのか…と、出来上がった本を前にしてスタッフ一同感無量です。
これもひとえに読者の皆様方のおかげです。心からお礼申し上げます。
3周年を機に、ここのHPの場では、誌面ではスペースの関係で伝えられなかったことを中心に書いていきたいと思います。できれば、本誌と合わせて読んでいただければ、うれしいです。
というわけで、今日はまず3周年記念号の内輪話&裏話をしたいと思います。
まずは表紙について。トップ画面でも御覧いただけるように、今回は今までとはずいぶん雰囲気が違います。関係者のほとんどが「えっ、うそお、これを選ぶんですかあ?」と何度もいわれました。そのたびに、「うーん」と腕を組み、天をあおいだものです。
御存じのとおり、表紙は雑誌の顔であります。だから、表紙をきめる時、ぎりぎりまで悩んで悩んで悩み抜きます。今回もあの表紙のほかに6パターン以上の候補がありました。
決めては今のスタッフの気持ちと、新鮮さ、でしょうか。
おそらくほかの表紙候補の方が、今までのベストっぽかったと思います。でも、雑誌は生き物、いつも同じ、ストライクゾーンだけねらうのは、何かつまんない子に育つじゃないですか。
何より3周年を迎え、ちょっと誇らしいような、すがすがしい、新緑のような、このみんなの気持ちをあの黄緑色に託したかった…と言葉にすると、やっぱり恐ろしくクサイですね。でも、まあ、そんなところです。
あの美しい写真を、正攻法ではなく、もっと額縁のように囲んで見せたかったという企みもあります。ハイ。
かくて、異論反論いろいろ有る中、あの表紙はみなさまの手元へと旅立っていきました。ちなみにあのピンクバージョンも捨てがたかったですけど。
裏話その2
じつは、ふくれあがったこの感謝の気持ちを読者のみなさまに伝えたくて、はじめて奥付に編集後記を書こうか、とも思いましたが、結局やめました。
言葉にしてしまうとあまりに陳腐で、感謝やこの本にかける思いの深さを、十分にあらわせないような気がしたからです。
だから、メッセージを入れようかと思っていたスペースに、思わず協力会社のインフォメーションをいつもより大きく入れてしまいました(笑)
この3年間、ひとつだけ誇れることは、毎回私たちにできる最高のもの、「もうこれ以上はできない」と毎回思ってこの雑誌を送りだしたことです。これからも、そんなふうにしてやっていきたい、と思います。
どうぞみなさま、まだまだ未熟なベストフラワーアレンジメントですが、今後ともよろしくお願いいたします。